天国への扉をたたく者たち

長塚圭史

映画「ヘブンズ・ドア」で謎の会社・K3ホールディングスの社長を演じた長塚圭史さん。俳優業だけでなく、劇作家や演出家としても活躍しています。また、「そうだ。京都、行こう」のナレーションで有名な俳優の長塚京三さんを父に持つことでも知られています。

映画好きの方必見!

プロフィール

1975年5月9日生まれ。東京都の出身で東京都立戸山高等学校を経て、1994年に早稲田大学第二文学部演劇専修在学中に、「劇団笑うバラ」を結成しました。笑うバラの解散後、福田将就とのユニット「カーズ」を経て、1996年に演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を結成しました。長塚さんは主宰としてほぼ全ての作品の作・演出を手がけています。1998年3月に早稲田大学第二文学部演劇専修を卒業し学士の学位を取得しました。2004年には「はたらくおとこ」の作・演出と「ピローマン」の演出で高評価を得て、第4回朝日舞台芸術賞と芸術選奨新人賞を受賞します。また、俳優として映画などにも出演しており、映画「tokyo.sora」では高崎映画祭新人男優賞を受賞しています。2007年にはシアターコクーンへ史上最年少演出家として進出。翌2008年9月から1年間、文化庁・新進芸術家海外留学制度でイギリスに留学しました。2011年1月「阿佐ヶ谷スパイダース」とは別のプロジェクト「葛河思潮社(くずかわしちょうしゃ)」の第1回公演として三好十郎の「浮標(ブイ)」を上演しました。プライベートでは、2009年10月20日に女優の常盤貴子と結婚しています。

主な作品

作・演出

  • 1994年「クラフト」
  • 1994年「グレート・ホールマン~すごい穴男~」
  • 1994年「fault2」
  • 1995年「Z~俺が死んだ後の世界を誰が証明できるのか~」
  • 1995年「めたる・う゛ぉ~ぐ」
  • 1996年「灰色と茶色」
  • 1996年「GEBO1」
  • 1996年「館内放送担当山崎幸子」
  • 1997年「イタリアン・カップ」
  • 1997年「ザ・グレート・バンビ」
  • 1997年「SAUDADE」
  • 1998年「黙れ!」
  • 1998年「SPIDERS LIMITED」
  • 1998年「鮫’98」
  • 1998年「メロディ」
  • 1999年「綺麗」
  • 1999年「スキャンティ・クラシッコ」
  • 2000年「メオト綺想曲」
  • 2000年「イヌの日」
  • 2000年「侍」
  • 2001年「ライヒ」
  • 2001年「テキサス」
  • 2001年「日本の女」
  • 2001年「麒麟」
  • 2002年「十字架」
  • 2002年「ポルノ」
  • 2002年「マイ・ロックンロール・スター」
  • 2003年「みつばち」
  • 2004年「はたらくおとこ」
  • 2004年「真昼のビッチ~The Bitch Shouts in the Midday.~」
  • 2005年「悪魔の唄」
  • 2005年「仮装敵国」
  • 2005年「LAST SHOW」
  • 2006年「桜飛沫」
  • 2006年「アジアの女」
  • 2007年「少女とガソリン」
  • 2007年「ドラクル」
  • 2008年「失われた時間を求めて」
  • 2008年「SISTERS」
  • 2012年「音のいない世界で」
  • 2013年「あかいくらたみ~天狗等幻譚~」

演出

  • 2003年「ウィー・トーマス」
  • 2004年「ピローマン」
  • 2007年「ビューティ・クイーン・オブ・リナーン
  • 2010年「ハーパー・リーガン」
  • 2010年「タンゴ」
  • 2011年「浮標」
  • 2012年「十一ぴきのネコ」
  • 2012年「ガラスの動物園」
  • 2013年「冒した者」

脚色

  • 2004年「夜叉ヶ池」

主な出演作

映画

  • 2001年「tokyo.sora」
  • 2003年「ゲロッパ!」
  • 2004年「リアリズムの宿」(坪井小介役)
  • 2005年「せかいのおわり」
  • 2007年「遠くの空に消えた」
  • 2008年「容疑者Xの献身」
  • 2009年「ヘブンズ・ドア」
  • 2011年「マイ・バック・ページ」
  • 2012年「アフロ田中」

舞台

  • 2001年「デジャ・ヴュ‘01~伊集院警部補の憂鬱~」
  • 2001年「A列車で行こう」
  • 2002年「THE GREAT ESCAPE」
  • 2002年「2002年ガガーリン」
  • 2002年「ダブリンの鐘つきカビ人間」
  • 2003年「ともだちが来た」
  • 2003年「奇跡の人」
  • 2003年「西へ行く女」
  • 2005年「胎内」
  • 2006年「LOVE LETTERS」
  • 2007年「写楽考」
  • 2008年「LOVE LETTERS」
  • 2013年「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」

受賞歴

  • 2002年 第17回高崎映画祭最優秀賞男優賞
  • 2004年 第4回朝日舞台芸術賞
  • 2004年 第55回芸術選奨文部科学大臣新人賞
  • 2005年 第13回読売演劇大賞優秀作品賞
  • 2006年 第14回読売演劇大賞優秀演出家賞
長瀬が好きすぎて生きるのが楽しい!

ザ・悪役顔

長塚圭史さんは、ずっと悪役のイメージしかなくて、有名な俳優の二世だった気がするなという曖昧な印象しかありませんでした。調べてみたら長塚京三さんの息子さんだったんですね。言われてみれば、ちょっと似てるかな。でもすごく悪役顔ですよね。しかも役の性格が毎回最悪で。悪役というよりもうただの嫌なヤツといいますか。でも俳優さんとしても劇作家としても成功を収めているすごい人です。決して親の七光りでなく実力で這い上がってきた感じは好感が持てます。これからも頑張って欲しい俳優さんですね。